2009/12/28

クリスマスハウス(の裏話)☆

Xmas_cake

今年もあっという間に暮れてゆきます・・・

さて、このクリスマスハウスの裏話はというと、あるアメリカ人のご家族からクリスマスパーティの招待を受けて、な~にをもっていこうかと悩んでいたところ、このハウスのレシピをネットで発見

いろんな人がいろんなバージョンを作ってて面白そう~ お金がかからなくて豪華なプレゼントといえば、やっぱりなんか作るしかない!(私の場合)

ってことで、気軽に始めたクッキング でも良く考えたら、(9月に引っ越してきてから)オーブン使ったことない・・・(NYの家の備え付けのオーブンは日本のように温度調整が正確ではないため、各家のオーブンの癖を知っておく必要がある)

それに日本のレシピは全部「g」表記。アメリカはグラムの代わりにパウンド、又はリットルの代わりにオンス。それはいいとしても、計量器がない・・・。こちらのレシピは全てカップ表記(小麦粉1.5カップ等)なので計量器なぞ見たことない・・・・・・存在するのか?! しかも、アメリカのカップと日本のカップ、大きさ違う・・・(米1カップ/250ml, 日1カップ/200ml) 極め付けが、オーブンの温度、華氏と摂氏の変換。

わかります~?この不便さ

ま、外国暮らしなんてそんなもんです(苦笑)
こんなことでくじけてはいられない。幸いお米を掬うカップ(200ml)があったので、ネットで換算表をゲット。(お砂糖なら140g/1カップ、薄力粉 105g/1カップ)などからテキトーに計算してクッキー生地をつくります。

生地を冷蔵庫で寝かせてる間に、今度はハウスの設計図を作成。その型紙にそって、平らにした生地をカットしてオーブンへ。

焼けたクッキーを冷やしてる間にアイシングを作り、パーツごとに模様をつけていきます。

そしていざ、組み立てて、周りの小物もトッピングしてできあがり

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裏庭ではみんなが遊んでまーす

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パーティではテーブルの真ん中に飾って頂けました

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大成功
早く娘と作りたいものだ・・・
(ボソッ)

 

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2009/12/17

のだめ、ついに最終巻(涙)

はいはい、ご無沙汰です
Final(期末試験)もいよいよ佳境に入りました!

今学期で一科目(インターンシップ)を除いて、全て卒業に必要な単位を取り終える事になる私。つまり、ペーパー(論文)も試験もこれが最後・・・!

こうしてみると、一つ一つの課題にあえぎつつ、ストレスを爆発させながら、パソコンに向かった日々はエンドレスに感じたのに、嵐のようにあっという間だった気も・・・。

そんなストレス満点の日々を支え続けてくれたのが「のだめカンタービレ」。ドラマや映画化もされてるので、今や大人気ですが、私は実は留学準備期間中からの大ファン。しかも、のだめもフランスに留学し、割と現実的に留学中の葛藤も描かれていて共感度100%

例えば、のだめの教授、オクレール先生のあだ名は「マスターヨーダ」ですが、これまた私がお世話になった教授もフランス人でヨーダにそっくり

Nodame_4

のだめと同じアパートの漫画オタクのフランクの代わりに、うちのNY教会にはカルロスという日本アニメおたくが。(魔法使いサリーちゃんをスペイン語で歌えます。※ただし、コロンビアでは魔法使いチャピィ)

ソン・ルイのような若くて成功してる中国人とか、とにかく、「あーいるいる、こういう人」っていうキャラが満載なのです。

ドラマではコメディになってますが、原作は結構内容も深く、私の大好きなピアノが題材というのもかなり高感度 原作の方が、断然面白いですっっ

クラッシックが本当に身近なものとして、感じられます。

そののだめがついに最終楽章。発売日を待って、紀伊国屋に向かうのもこれが最後・・・ということで、私の苦しい留学生活も一区切りかなぁ~


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10月ですが・・・日出子さん&えぎゃ@Soho

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2009/10/18

なぜ、西洋人は悲しいときにsex するの?

え~・・・、ドラスティックな問いかけで驚かせてしまったらごめんなさい ^^;
実は、今学期、Film art and critique という映画評論の授業を取っていて、毎週いろんな映画を観て、あれこれ論じ合うクラスなのですが・・・これまたすごい映画のチョイス
決してハリウッドのエンタテイニングな映画ではなく、どちらかというとニーチェな、映画を評論する上でキーとなる題材が含まれた作品が中心です。
たとえば、
カメラワークについて → Sunrise - Songs of two humans (独)
編集について → Chungking Express / 邦題:恋する惑星(中)
メロドラマについて→ All the heaven allows (米)
イデオロギーについて→  Fear Eats the Soul (独)
評論について→  Late Spring / 晩春 (日)
音楽について→ Love songs (仏)
自分で観た事があったのは、ウォン・カーウァイの「恋する惑星」くらい。
他のは、このクラスを取らなかったら決して観なかっただろう作品だけど、ただ好き勝手に楽しむのではなく、じっくりと監督の思いを読み取ろうとしながら観ていると、やはり傑作だと思う。ペーパーが大嫌いな私でも、毎回論じてみたくなる何かが、そこにはある。
ちなみに、小津安二郎監督の「晩春」では、ものの哀れ”がテーマで、授業中に突然教授に「マリーコ、説明してくれる?」とふられたのには、びびった(!)
ええっと、えーと、えぇーっと・・・・に、日本語でも難しいんですけどぉぅ、、、
とりあえず、「ある情景において、言葉にならない情感を表した言葉です」と、しどろもどろに答えたものの、みんな納得いかない様子。
「つまり~・・・、秋に木から葉っぱが落ちてきて、“あ~”という気持ちになったときの感じ」といってみると、みんなとりあえず、こくこくうなずいた。
面白かったのは、主人公である年頃の娘紀子と父親が、旅先で布団を川の字に並べて寝るシーン。
赤ん坊の頃から一人部屋をあてがう西洋人からすると理解しがたい行為らしい。
またしても説明を求められた私は、日本では親というものは永遠に「親」であり、「男性」又は「女性」という面は極力表に出さない文化があるという事を力説。
さらに、親同士が抱き合ったり、キスしたりするのを家庭内で目の当たりにする子供は極めて珍しく、一般的にはほとんどそういったシーンを見ること無しに子供は育つ事、そして、映画等のラブシーンは、一部の人間がすることであり、まさか自分の親がそんな事をしてるとは夢にも思わないし、思春期に入ってその事実を知ったときのショックたるやものすごいのであーるっと締めくくったらクラスは大爆笑。
だって、本当だもん
さて、本題。
最後の授業で観たフランス映画。
えーと、簡単に言うと、恋人の死にショックを受けた男性が、とっかえひっかえいろんな人と寝て、最後にゲイになるって話。
(大学の授業で観るか・・・ふつう・・?)
まぁ、激しい描写などはなく、ミュージカル調の演出と、ロックな音楽とアンニュイな設定で、現代的なフランス満載?の映画なんだけど、とにかくよくわからないのは、なぜ悲しみとsexが一緒になってるかって事。
一種の現実逃避ってことはわかるんだけど、大好きな恋人が死んで、悲しみのあまり他の人と寝るのって本末転倒じゃない・・・?
個人的には、クリスチャンとしての信条はもちろんあるけど、それ以前にもっと倫理的な問題な気がする・・・。
大体、罪悪感はないの?罪悪感は!
っていうか、第一そんな気になるかなぁ?
なんとなく、死とか生について体験するときに、すごく荘厳な感じがする。
それが、親でも恋人でも友達でも、、、そんな時に、そんなことするなんて不謹慎な・・・気がするのは私だけ???
私はそれが日本人の感覚のように思うんだけど、どう思いますか?
ちなみに、映画を観終わった後、表題の質問を教授にぶつけてみた。
すると、「わっはっはっ」と笑い出し、「そんな事、考えたこともなかったけど、確かにそうだね。そういうシーンはよくあるね」とのたまった。
私は食い下がって聞いてみた。
「でも、それってOK なんでうすか?例えば、教授のガールフレンドが悲しんでるときに、たまたま側に別の男性がいて、彼が慰めながら彼女と寝てしまっても、許せるんですが?そういうもんなんですか???」
彼は少し顔を傾けて考えながら「うーん、正直、個人的にそういう経験は・・・」と数十年前の青春時代を掘り起こし始めたので(ちなみに彼は推定60代半ば)、「あああああ、いいです!現実の過去はいいので、想像で、一般論でお願いします!!」と私。
その後、しばらく あーでもない、こーでもないと意見を交わした後、教授はおもむろに「じゃあ、来週の授業でそれについてみんなで議論しよう!」と宣言
見ると、しわしわの目じりをほころばせながら、瞳をキラキラと輝かせている彼がそこにいる。体は老いても、心の意識はすごく進んでるのだった・・・。
<つづく>

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